こんにちは、町の保健師です。
コロナ禍の保健師活動、本当におつかれさまです。
コロナが流行ってきましたね。
コロナと聞くと、昨年の保健師を辞めたくなった自分を思い出します。
毎日、電車の中で、
「保健師辞めようかな」、「転職しようかな」
と考えていました。
今日は、行政保健師を辞めて約1年半経った自分から、今辞めたいと思っている方へお話したいと思います。
行政保健師を辞めたくなる理由
そもそも行政保健師を辞めたくなる理由は、なんでしょうか?
- 人間関係
- 保健師以外の雑務が多い
- ワークライフバランスの破綻
- 給与
あたりですかね。
人間関係
これは、どこ行っても共通。
看護職は、完全な女性社会ですもん。
保健師は、看護職+行政職員
なので、
空気を読むこと も、暗黙な了解で求められるような気がする。
ちなみに、私は、
空気を読もうとするも、結果、空気を読めてない
残念な時期がありました。
部署のメンバーと合うかどうかでストレス度合が全く違いますし。
異動が、毎年できたらいいのにって、
何度思ったか。
保健師以外の雑務が多すぎる
これは、行政の保健師ならみんな知ってる。
まだまだ、この事実、
知らない人も多いので、みんなに知ってほしい!
国会で議論してほしいレベル。
保健師時間なんて、思った以上に少ない。
裏を返せば、しょうもない事務 多すぎるやろ。
聞いとるか、事務職!
って言いたい。
「こんなことばっかりするために入った訳じゃない」
ですから。
事業の起案や、よくわからんルールの起案まで
挙句に郵送の宛名ラベル貼りとか。
訪問行ってなかったら、上司から訪問頻度が少ない的な、、
「この事務無かったら、もっといけますけど」
と言いたいけど、言えません。
「事務なんて、事務方がやれよ」
「人数少ないから、事務職入れてくれよ」
と何百回思ったか。
ワークライフバランスの破綻
コロナ対応によって、
私単体と家族内のワークライフバランスは、
完全に破綻しました、、
退職した理由は、これ。
今思い出しても、本当にしんどかった。
毎日残業の日々、、
妻のワンオペ育児への申し訳なさ。
子どもにも会えず、終電で帰る日々。
ヘトヘトで帰る途中、駅内で飲んで帰っている人たちを見て、
悔しくて、電車内で泣いた日もありました。
給与
若手のうちは、頑張っても給与はそんなに上がりません。
コロナ対応で、休日出勤も増え、
時間外(お金)に変わると思いきや、
振替休日に変えられてしまう残念さ。
他にも、「ボーナスがあるからいいやん」
と言われますが、
公務員のボーナスは、やりたくないこともよく頑張った手当
も含んでますから。
保健師を辞めたくなったら、まず考えてほしいこと
まずは、自分のことだけ考えよう
とりあえず、まずは、自分のことだけ考えよう。
ただそれだけ。
周囲から、
「公務員は安定」だの色々、言われますが、
ほんまに、自分のことだけ考えてほしい。
自分の代わりは、自分以外おらんから。
辞めたいときって、色々重なりますから。
辞めたい時に、どうしても精神的にしんどいなどの場合は、退職代行を使うのもありかもです。
次どうする?
自分のことを考えた後は、次どうするか。
他にやりたいことがあったら、転職を考えてもいいし、
もう1年やってみるのでもいい。
正直、転職して9か月が経ちますが、
意外となんとかなるもんです。
というか、
保健師と看護師の資格はあるわけで、
まあ、なんとかなるわけであります。
私の場合は、
結果、IT企業で自治体のDX(乳幼児健診とか)に携わってます。
まさかの顧客が保健師という奇跡 (笑)
そして、フルリモートなので、
保育園の送迎、家事、
をこなせるようになりました!
毎日、論文も読んでるし、
保健師している時より、保健師のことを考えてます。
自分でも、こういう働き方あるんだってびっくり。
他にも、違う自治体や産業保健、看護師になるなど、
色んな道があります。
少しでも、自分で興味がある会社や分野があったら、
とりあえず、受けてみる!
受かってから考えるでいいと思う。
間違っても、
退職してから転職活動するなんてことはしないように、、
(私は、現在の会社時に↑をやってしまい、かなりしんどかったです)
最後に
人生の主人公は、他人ではなく自分です。
今の自分の気持ちに正直でいてほしい。
周囲から、
「せっかく安定した公務員になったのに」 とよく言わるでしょう。
周囲の声は、全無視で大丈夫です。
今辛かったら、全力で逃げましょう。
辛いこと、
苦手なこと、
この2つは、頑張ってもうまくいきません。
1歩を踏み出すことは、
とても勇気がいることです。
自分でやりたいことが見つからない
今、保健師の仕事が辛い
辞めたいけど一歩が踏み出せない
と思う方は、
ぜひ、コメントください。
一緒に考えましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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