こんにちは、町の保健師です。
保健師の仕事を知ろうシリーズの第1回目は、「保健師の仕事」について。
将来保健師になりたい人、保健師を辞めそうな人も含めぜひ見てほしいです!
今は保健師を離れていますが、私自身、保健師の仕事が好きですし、また保健師として活躍したいと考えています。
まずは結論から。
保健師は、本当におススメの職種です!
そもそも保健師ってどんな人?
「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。
出典:保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二〇三号)
はい、これでは辞書と変わりません。
一言でいうと、
地域(又は組織)と地域住民(又は組織に所属する対象)の健康をコーディネートする人 です。
保健師にはどんな種類がある?
②産業保健師:企業の医務室や健康相談部で働く
③学校保健師:小学校・中学校・高校等などで働く
保健師の魅力はなに?
私が考える保健師の魅力は、
個と地域(組織含む)の双方に働きかけて、健康課題へアプローチできる ことです。
病院の看護師であれば、まず個の支援が中心になります。
行政保健師の場合は、
個の対象者(例:行政保健師の場合は住民)の健康課題に寄り添いつつも、
「似た健康課題を持っている人が他にいないかな」と考える。(=仮説立案)
様々な声やデータを整理・分析(例:行政保健師の場合は地域診断)
今度は地域や組織の課題としてアプローチをかける。
アプローチの結果、少しずつ改善されていく。
自分で課題を見つけ、周囲を巻き込み、解決する。
コンサルタントのような仕事をサラッとしているすごい集団が保健師です。(もっと評価してほしい!)
このアプローチが分かって実践できるようになれば、どの分野に異動しようが大枠は変わらないので、
一気に保健師活動が楽しくなります。
福利厚生の良さ
女性が多数を占めると、保健師。
看護師と比べても、間違いなくここは勝ってる。
(※ただ、看護師→保健師は、給料が下がることは間違いないです)
例えば、行政保健師の場合は、
・休暇(年休20日・夏季休暇5日)
・育休がゆっくりとれる(→男性の私もとりました)
・時間休がとりやすい
・子どもが急な発熱など、突発的な休みがとりやすい(→親目線では本当にありがたい)
子育てと仕事を両立を考えれば、おススメ。
最後に
保健師って、コロナ禍になって注目を浴びた存在ですが、
コロナ禍やヘルスケアの時代には、ますます必要不可欠な存在です。
これから保健師へなりたい方へ、少しでも参考になればと思います。
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