【第1回】保健師が明日から伝えるスキル(記録の書き方)

保健師

こんにちは、町の保健師です。

保健師時代を振り返ってみて、

このスキルは大事だよなぁ…的なものを中心に、

”保健師が明日から使えるスキル”  をテーマに、連載していきます。

第1回は、記録の書き方。

連載したいと思った時、真っ先に浮かびました(笑)

記録は、結構人によって書き方が違ったり、供覧するタイミングにルールが無かったりと

バラつきが生じやすいもの。

ルールが曖昧なのに、提出が遅くなると、

周囲から、仕事遅い人のレッテルを張られやすくなるという厄介な面もあります。

だからこそ、記録を制すれば、仕事ができる保健師になれます。

記録は2つのポイントで解決できる!

保健師であれば誰しも悩む、記録。

記録をうまく回せるようになるためには、たった2つで解決します。

それは、

①記録を回すタイミング

②記録の書き方

これだけ。

①記録を回すタイミング

これが、8割 占めます

8割は言い過ぎやろ?

いや、マジでこれが全てと言ってもいいくらいです。

明日から、

記録を必ず、翌日に回してください。(※遅くても、支援後2~3日以内)

「えっ、そんなん無理です。他の業務があるし」

と言いたい気持ちは凄く分かります。

記録を回すのが遅かった時は、そう思ってました。

なぜ翌日かと言うと、

本当に、メリットしかないからです。

この子は、仕事が速いと思われる
記録の精度が低くても「翌日だからね」って許してくれる
支援方針の修正が圧倒的にしやすい

ただ、どうしても翌日回せない日もあります。

そんな時は、

支援した当日に口頭で報告(支援内容・今後の方針)

これだけです。

これをやれば、必ず、周囲のあなたを見る眼が変わります。

そして、続けていけば、翌日回すことが当たり前に。

ずっと記録をためていた時は、仕事が遅いと言われてました。

「これ翌日回すようになったらどうなるんやろ?」

と一度試して、続けていたら、

「~さん記録早いし、仕事できるよね」

って言われるようになりました。

やっぱり、言われてみると嬉しいですし、

他の仕事もどんどん早くなり、

そして、

転職となってしまいましたが((笑)

②記録の書き方

早く回せるようになっただけでも効果抜群!

もっと、爆速でできるようになるには、

記録を書くときに、マニュアルを手元に置いて見ながら書く。

これだけ。

マニュアルを辞書的に使う。

周囲の保健師さんを見ていると、

意外とマニュアルを見ていない、、

自己流でやっている人が多いことに気づきました。

誰でも、毎回マニュアル見ながら書いていたらできるようになります。

私は、記録の見本部分のみコピーした上で、

書き方に悩んだときに、

辞書的に調べる。

所属する自治体で、マニュアルがあればそれを使う。

なければ、他の自治体・書籍を調べる。

私は、広島県のものが参考にしてました。(有料級です)

広島県保健師記録マニュアル - 広島県

その後、もっと体系的に学びたいと思い、書籍を買いました。

保健師の記録についてまとめられたものは、これぐらいしかないので、

ある程度書けるようになった段階で、使ってみる方がいいかなと思ってます。

特に、精神保健や母子保健など、

各分野ごとに、記録の観点やまとめ方は少し違ってくるので、

具体的な事例もあり、とても参考になりました。

参考:こう書けばわかる!保健師記録ー保健師必携

最後に

入庁して、3年くらいは全然仕事ができず、「毎日辞めたい」って思ってました。

自信も無ければ、仕事も遅い。

だから、失敗して怒られる日々でしたが、

ちょっとしたコツをきっかけに人生が、180°変わりました。

過去の自分と似たような辛い経験をしている人が、今もいるかもしれない。

そんな人に少しでもお役に立てればと思います。

私は、保健師の可能性を信じています!

ではまた~

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