発達障害と読書

子育て・発達障害

こんにちは、町の保健師です。

いつも、子育ておつかれさまです。

今日は発達障害のお話。

ADHDだとわかって、もうすぐ10年が経ちます。

これまで発達障害の本をたくさん読み、実行しようとしても続かず、失敗する日々。

「どうしたら良くなるんだろう?」と何度も落ち込みました。

今日は、そんな本を読んでもうまくいかなった自分に向けて書いています。

本を読んでもうまくいかないのはなぜ?

本を読んでもうまくいかない理由の大半は、

  • 本は一般論に過ぎない
  • 行動していない

の2つではと思ってます。

 本は一般論に過ぎない

当たり前だと

発達障害の人は、自分の特性に合わせて、落とし込むプロセスが必要。

これを意識すると、アウトプットは爆上がりします

行動していない

当たり前じゃないかと思ったかもしれませんが、意外と抜け落ちている視点、、

そもそも、How to系の本を買う理由は、仕事でミスをしたり、周囲から注意された時など

先に何かネガティブなことがある場合が多い印象。

公務員時代の私の場合、以下のパターンが多かったです。

  1. 何か仕事でミスをして、落ち込む
  2. 仕事帰りに、特効薬を期待して、本屋でHow to 本(ADHD系)を買う
  3. 読んだ気になってほとんど行動せ

今思えば、「しんどくなったから栄養ドリンクを買う」くらいのイメージ、、

これでは変わりませんね。

では、本を読んでうまくいくために必要なことは?

自分の特徴(特性)を知る。

自分へ落とし込むプロセスは必須です。

そのためには、まず、自分の特徴を知らなければいけません。

自分の特徴を知る方法としては、

  • 自分で振り返る
  • 会社の同僚相談
  • 家族へ相談
  • 医療機関・福祉機関へ相談

あたりになるかと。

現状、精神的に辛い方などは、医療機関・福祉機関へ相談されることを強く薦めます!

私の場合は、会社にはなんとか行けるレベルだったので、

自分で振り返る→家族に聞く

をアプローチしました。

自分で振り返るは、一番お金・労力がかからないのがメリット。

コピー用紙とペンを用意して、

  • 自分のいいところ
  • 自分の苦手なところ

を書き出してみてください。

ただし、必ず、いいところから書くのがポイント。

理由は、ミスが多くなるとネガティブ思考になりがち。

意識して、長所に目を向けることが大切です!

2つ目の家族に聞くですが、家族は幼少期から知ってくれていることもあり、

特性を感覚的に理解してくれていることが多いです。

あと、何より家族は、どんなことがあっても味方でいてくれることに、救われます。

会社の同僚へ相談しなかったのは、人間関係や事に影響しそうなのがリスクと感じたからです。

とにかく行動する。

自分の特徴を理解したら、ひたすら行動あるのみ。

私の場合、”本を読んだ3日以内に必ず行動する”  と必ず決めて実行しています。

コツは、行動しながら振り返ること。

行動してると、たくさん失敗します。

失敗も行動していると慣れてきます。

そして、1回うまくいけば、

「なんだ、失敗はうまくいくために必要なんだ」と、

感覚的に理解できるようになります。

まとめ

本を買って読むことは、本当に素晴らしいこと。

だからこそ、あともう一歩できれば、自分が変わっていける未来があります。

私は幼少期から、失敗ばかりで、失敗することも怖かったです。

公務員になっても失敗ばかりで、周囲の視線・声に敏感になっていきました。

「自分を変えたい」そんな思いで本を買って勉強するのに、

うまく行動できず、また失敗する日々でした。

そんな私でも、今はとても前向きに仕事に取り組めています。

もし、今同じようなことで悩まれている方がおられたら、

少しでもこの内容がお役に立てれば幸いです。

ありがとうございました。

 

 

 

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